My Bicycle Style〜こっけさんの自転車日記〜

初めまして。 自由な働き方を求めて彷徨うアラフォーぼっちインドアサイクリストの”こっけさん”です。 この度、読者の皆さんに自転車の楽しさを伝え、ひいては自分自身の健康増進、家族円満に寄与することを目的として、この「My Bicycle Style」を開設しました。 自転車にまつわることならどんなテーマでも書こうと思っています。 また、自転車を通じた家族とのコミュニケーションなんかについても発信できたらと思っています。 筆者自身、ブログ初心者でもあり、試行錯誤しながら情報発信となりますが、是非、読んでやって

骨折した時の話をします。

R3.7.10に骨折した時の話をします。
 
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※写真はイメージです

 
 
 
梅雨空がつづき外でサイクリングやランニングがなかなかできず、
悶々とした日々を過ごしていた方も多かったのではないでしょうか。
 
そんな中、天気予報が外れて久しぶりに晴れ間(曇ってたかな)が出た週末、
これはチャンスとばかりによく行く(というかほとんどここしか行かないが)
入間川サイクリングロードに出かけました。
 
この日は家から川越水上公園までいき、
そこからサイクリングロードに入りました。

川越水上公園より上流側の狭山市方面へ向かい、
サイクリングロードの起点まで行って
折り返し自宅まで帰るとだいたい30kmなので、
1時間半ぐらいのちょうど良いサイクリングになります。 
 
この区間は春になると桜が綺麗な場所があったり、
公園やグランドも多く、朝でも散歩やランニング、
サイクリストなど多くの人で賑わっています。
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※写真はイメージです

この日も梅雨の中休みという感じで朝からたくさんの人がいました。
 
入間川サイクリングロードは道幅が広くありません。
幅2mぐらいでしょうか。
 
そこにランニングや犬の散歩、自転車など、いろんな人が共存するため、
レーニングでガシガシ踏むようなことはできません。(たまにいますが)

ここが自転車道とはいえ、基本的には歩行者優先、
人とすれ違う時や追い越すときは 十分に速度を落として走行します。

その辺りはよく心得ていたつもりです。







いろいろ運が悪かった。自分の油断もあった。








まず、天気予報がハズレて雨が降っていなかったこと。
(朝、雨降ってたらいつものようにZwiftやってたわ。)

予定外の天気で、急遽サイクリングに出かけることにしたので、
心の準備もできていなかったのだと思います。

あとは走り慣れた道なのでリラックスしすぎていたというのも原因の一つだと思います。
(極端に言えばぼーっとしてた

さらにやや曇り空の中、サングラスをかけていたことも原因の一つだと思っています。
このサングラスは普段もかけることがあるのですが、
かけると若干見辛くなると感じていたものです。

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🚲

🚲

そんな感じで走行中、突然下から勢いよく突き上げられました。

その衝撃でハンドルから手が離れてしまい、制御不能に。

不意をつかれた一瞬の出来事でしたが、突き上げられた瞬間、

「なんだっ
と思うと同時に

「路面の根上に突っ込んだんだ」
とすぐに理解できました。

思い返せば、この辺りに根上で路面が隆起した場所があった。

以前もヒヤッとした経験があったので
それは確かに認識していました。(この時は忘れてたけど)





 
 
前輪は宙に浮き、車体は左側に倒れ、
身体も左に投げ出され、左肘から地面に打ち付けられました。
(診断:左肘頭骨折)

直前に歩行者とすれ違ったため速度は落としていたはずなので、
ちょっと大袈裟かもしれませんが、感覚としてはこんな感じです。
 
状況を整理すると、
 
『幅の狭い道を視界の良くないサングラスをかけてボーッと走行中、
前から人が来たので意識をそこに集中しながら右に避けた直後、
路上右側に根上があることに気づかずそのまま突っ込んで吹っ飛ぶ』

です。
 
しかもなんとなくの記憶によると、
根上に突っ込む瞬間、何故か前荷重になったと思われます。

前荷重になっていなければあんなに強く突き上げられるわけないので。。。

タイミングが悪すぎた。
 
事故の原因には、
自分の不注意や道路や周辺の状況、天気などいろんな要素があって、
どれか一つでも避けられていたら、事故にはならなかっただろうと思っています。
 
天気や周辺状況は自分でどうにかできるものではありません。
 
そうなれば事故を回避するためには自分が気をつける以外にないのです。

特に視覚、聴覚は大事。
 
視覚を確保するためのアイウェアに関しては、
走行中のゴミや虫から目を保護する、
日差しを遮って良好な視界を確保する、
紫外線を遮って日焼けを防止するなど
非常に重要な役割を担っています。

夜間の走行であれば、視界確保のためのライトが大事になってきます。
とにかく走行時に状況を把握するための視界確保は重要です。
 
聴覚に関しても、
周辺にいる人の声、近づく車の音などの情報は安全走行のためには必要な情報です。

イヤホンして自転車乗るなど論外。

聴覚奪われてボーッとするし、意識が音楽に集中してしまいます。

ダメ、絶対

最近、骨伝導イヤホンなど、耳を塞がないものもあるようですが、
私としては耳を塞がないから良いってものではないと思ってます。
 
あと、走行速度が上がってくると、
ヘルメットが風を切る音で聴覚が奪われます。

なのでなるべく風切り音のしないヘルメットを選ぶのも良いと思います。
 
なんか話がそれてきましたが、
今回事故を起こして改めて感じたことを書いてみました。
 
いくら自分が注意しても、避けられない事故があるのも事実です。
でも、走行時の装備や自分の意識で避けられる事故もあります。 

自転車に乗る時は『事故を起こすかも』
という『意識』も装備していただくのが良いと思います。

この記事を読んで
「事故を起こして骨折た奴が何を偉そうに」と思った方は、
そのうちきっと事故に遭いますよ(笑)







まとまりのない文章ですが最後まで読んでいただきありがとうござました。

次は、この事故で負った怪我について書いていこうと思います。 



【補足】
今回の事故の原因の一つに、根上による路面の隆起がありましたが、
これに関しては道路を管理している県に連絡し、
現場の修繕と管理者としての過失の有無についての確認を申し立てています。

修繕に関しては、すぐに現場を確認していただき、
すでに対応していただいたようです。

あまりのフットワークの軽さにちょっと驚きました。

また、入間川CRには私の事故現場以外にも、
同じように路面が隆起した箇所があるので
そこについても情報提供し、可能であれば対応して欲しいと伝えています。

私と同じような事故が起こってほしくないですし、
誰もが安心安全に利用できる空間であって欲しいので、
管理者にはそこはしっかりと伝えるべきだと思います。

『利用者目線で気づいたことを管理者へ伝えること』


これは利用者の責務だと思っています。

みんなが使う道は、みんなで良くしていきましょう